Analemma Picture of the Year

continuous analemma

Explanation:
The thing by which analemma is the letterform of 8 which can set a vestigial point in the sun to 1 year continuously.
If pushing a shutter towards 1 film every 1 hour by a fixed camera and continuing the sun for 1 year, continuous analemma can be taken.
When equatorial coordinate (red) and horizontal coordinates (green) are piled on this figure, it's possible to use the next.
・It's used to decide the way of the BS antenna of satellite broadcasting.
・It's used in photovoltaic generation to decide the direction of the solar cell module.
・The time when a laundry is dried and it's taken in, it's possible to know.

説明： アナレンマとは、毎日同時刻の太陽の位置が、均時差と地球の地軸の傾きによる動きで、１年間に描く８の字形のこと。
もし毎日複数回の同じ時刻に、１年間太陽を固定カメラで１枚のフィルムに撮影すれば、複数の８の字軌跡が連続して描かれます。これが連続アナレンマです。
その方法で日の出から日の入りまで、すべて太陽を記録すれば、天空に連続アナレンマが記録されます。
図は北緯35度東経135度に設定して正距方位図に、１時間ごとの連続アナレンマをＣＧで描きました。
これに赤道座標（赤）と、地平座標（緑）を加えることで、たとえば次のような利用ができます。

・ 衛星放送のＢＳアンテナの方向は、地域によって違いがありますが、概ね南から西に40°高度40°です。 連続アナレンマ図から、啓蟄(3/5頃)・寒露(10/8頃)の午後２時頃の太陽方向になります。
・ 太陽光発電で太陽電池モジュールの向きは真南の方向に向けるのが理想です。
傾斜角は、北緯35度の緯度では春分秋分の南中高度55度に向けるのが、１年間を通して最も効率がよいはずです。 ところが真夏は直射光で高温になるため発電効率が落ちます。私はアナレンマ冬側の中間である雨水・霜降の南中方向（高度40〜45°）に向けるのが良いと考えます。
・ 冬の日差しは建物などで日陰になってしまうことがあります。 布団や洗濯物を干したり取り込んだりする時刻は、この図を印刷して建物などの輪郭を書き込むことをお勧めします。 陽の当たり始める時刻、陽が陰る時刻を知ることができます。